中医学(TCM)とは?WHO国際基準の定義と基本原則|初心者でもわかる入門ガイド

中医学(TCM)「生薬・薬膳・鍼灸・吸玉・推拿・気功・太極拳」のフラットイメージ画像

※この記事は 約10分 で読めます。

2019年の世界保健機関(WHO)総会で承認された国際疾病分類第11回改訂版(ICD-11)において「伝統医学」の章が新設され、「中医学(TCM: Traditional Chinese Medicine)」の分類が公式に導入されました。
WHOでは伝統医療について、「それぞれの文化に根付いた理論・信心・経験に基づく知見、技術及び実践の総和であり、健康を保持し、更に心身の病気を予防、診断、改善、治療すること」と定義しています。
このように、グローバルスタンダードとして位置づけられている中医学ですが、日本国内では「東洋医学」という言葉が広く認知されています。

本記事は、公的機関(WHOや厚生労働省など)が提示するデータに基づき、中医学の定義や分類、および原則を整理したものです。

  • 公的機関のデータに基づく「中医学の定義」
  • 中医学の仕組みを紐解く「共通のルール」
  • 古代の知恵を実証する「現代科学のエビデンス」

※本記事は公的機関のデータや科学的エビデンスの紹介を目的としており、医学的アドバイスではありません。診断や治療については必ず専門医にご相談ください。
また、本記事は執筆時点の情報をもとに作成しています。最新の情報については、必ずご自身でご確認ください。

中医学と東洋医学には、歴史的な発展において明確な違いがあります。
また、東洋医学には韓国の「韓医学」やインドの「アーユルヴェーダ」などが含まれる場合もありますが、世界保健機関(WHO)の基準においては、これらは「伝統医学」という大きな分類の中で、中医学とは別の体系として位置づけられています。

中国で、2,000年以上にわたり発展してきた「中国伝統医学」のことです。
「黄帝内経(こうていだいけい)」などの基礎理論となっている古典をベースにしながら、現代の西洋医学的なアプローチや科学的検証などを積極的に取り入れています。

中国を発祥とし、日本や韓国、インドなど東アジア一帯で発展した伝統医学の総称です。
この中医学の知識が日本に伝わり、日本の気候や風土、日本人の体質に合わせて室町時代から江戸時代にかけて独自にカスタマイズされ、発展を遂げたものが、現在日本で一般的に呼ばれている「東洋医学(日本伝統漢方・鍼灸)」です。

初期の人類が、植物の性質を分析している様子のフラットイメージ

中医学の起源は、文字による記録や王朝、体系的な医学書が誕生する遥か前の先史時代にまで遡ります。
当時の人々は自然と密接に暮らしながら、どの植物が傷を癒やし、どの根が消化の不調を和らげ、どの果実が活力を与えるかを注意深く観察し、その知識を口伝で世代から世代へと受け継いできました。
文字や近代的な分析手法が存在しない時代において、初期の人類は自然界の動植物の性質を長期にわたり観察し、その経験による知見を積み重ねてきました。

このような持続的な観察の中で、初期の知識を整理する基準となったのが、植物の形、色、性質がその役割を暗示するという考え方です。
たとえば、『人間の形に似た根は全体の生命力を支え、赤い果実(ベリー)は血液に関連する機能をサポートする』というように、近代的な化学が誕生する前に、シンボリックな関連性を用いて自然界の知識を分類していきました。

やがて、これらの直感的な経験則は、自然の秩序(季節のサイクルや対立する力のバランスなど)と調和して生きることを説く道教「タオイズム(Taoism)」などの古代哲学と融合しました。
人間を宇宙の縮図「ミクロコスモス(Microcosm)」として捉え、自然界のルールがそのまま体内でも働いているという世界観が構築され、伝統医学としての土台が形作られていきました。

中医学の特徴は、人間を孤立したパーツの集まりではなく、相互に影響し合う一つの「生態系」として捉える点にあります。
特定の症状や一つの臓器だけを切り離して見るのではなく、体質や感情、ライフスタイル、気候、環境などを総合的に捉えて、それぞれの因子との関係性に着目します。
中医学における健康とは、これらの内部環境と外部環境が、身体のバランスを保っている状態を指します。

中医学の基盤:「3つの古典」

中医学の理論や分類、療法のルールの多くは、主に後漢の時代から多大な影響を与え続けている3つの医学書を共通の起源としています。

陰陽五行や経絡、気の巡りなど、中医学の生理・病理に関する基本構造を初めて体系化した最古の理論書です。

病気の進行パターンに基づき、生薬の組み合わせからオーダーメイド処方のルールを定めた実用書です。

自然界の植物や鉱物を、毒性の有無や作用の強さに応じて3つに分類した生薬学の原典です。
数百種類もの植物を実際に検証・分類した実証的な観察記録であり、本書に示された体系が、現在の薬物療法の基礎を築いています。

未病の思想

中医学の最古の古典『黄帝内経』には、病気として発症する前の「なんとなく体調が悪い」という段階を「未病」として捉え、この時点で身体のバランスを整えて予防する中医学の本質的な思想が記されています。
この伝統的な予防の視点は現代の予防医学の風潮と合致しており、現在では日本国内の公的機関(神奈川県など)によるヘルスケア推進施策の基準としても広く採用されています。


中医学の生理観や仕組みを理解するために、いくつかの代表的な基本原則について解説します。

陰陽

「陰陽(Yin and Yang)」は、自然界および身体の中に存在する「相互補完」や「性質」を分類するための概念です。
「寒と熱」「休息と活動」「構造と機能」「内側と外側」のように分類されます。
これらは対立するものではなく、夜(陰)が明けて朝(陽)になるように、絶えず変化し、互いを補い合う関係にあります。

五行説

「五行説(The Five Elements)」は、「木・火・土・金・水」という自然界の5つの要素に、身体の各器官や機能、季節などを割り当てて関連性を説明するフレームワークです。
それぞれの要素が単独で動くのではなく、互いに支え合い(相生)、あるいは過剰にならないよう抑制し合う(相克)関係性を持つことで、全体のバランスを評価します。

「気血津液」理論

人間の生命活動を支え、全身を巡る基礎的な物質(エネルギー)を気・血・津液の3つの枠組みに分類して捉える基礎理論です。

身体活動を説明するための基礎的な概念です。
生物学的なバイオエネルギーや機能の総称として捉えられており、主に以下の5つの役割があると定義されています。

  • 推動(すいどう / Movement):血液の循環や代謝など、身体のあらゆる動きを促す。
  • 温煦(おんく / Warmth):身体を温め、一定の体温を維持する。
  • 防御(ぼうぎょ / Immune protection):外部からの環境ストレスや変化から身体を守る。
  • 固摂(こせつ / Containment):血液を血管内にとどめ、体液が必要以上に漏れ出るのを防ぐ調節機能。
  • 気化(きか / Transformation):摂取した栄養を必要なエネルギーへと変化させる。

全身に栄養と潤いを与え、精神活動を安定させる役割を持つ物質

血液以外のすべての正常な水分(涙、唾液、汗、関節液など)の総称であり、身体を潤し滑らかに保つ役割を持つ物質

▶︎気・血・津液の病態分類

  • 気の異常:エネルギーが不足する「気虚(ききょ)」 / 巡りが滞る「気滞(きたい)」 / 逆流する「気逆(きぎゃく)」など。
  • 血の異常:栄養が不足する「血虚(けっきょ)」 / 血の巡りが滞り固定化したドロドロの状態を指す「瘀血(おけつ)」など。
  • 津液の異常:水分が不足して乾燥する「津液不足」 / 水分代謝が滞り余分な水分が溜まる「痰湿(たんしつ) 」など。

「五臓六腑」理論

人間の内臓の機能系を五臓(肝、心、脾、肺、腎)と六腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)に分類して捉える基礎理論です。
現代解剖学の臓器そのものの形ではなく、それぞれが担当する生理機能や相互関係のネットワークを説明する枠組みとして定義されています。

中医学において、六腑はペアを組む五臓の機能を支える関係にあります。
そのため、体質判断や健康管理のベースとなるのは、常に中心的な役割を担う「五臓」の働きです。
ここでは、その基本となる五臓の生理機能について詳しく解説します。

▶︎五臓の生理機能

肝(かん / Liver)疎泄(そせつ)を司り、気や血液の巡りをスムーズにコントロールする。
また、蔵血(ぞうけつ)によって血液を貯蔵・調節する。
心(しん / Heart)主血(しゅけつ)を司り、血液を全身に送り出す。
また、神志(しんし)を司り、人間の意識や精神活動、思考をコントロールする。
脾(ひ / Spleen)運化(うんか)を司り、食べ物や水分を消化吸収してエネルギー(気血)に変え、全身に運ぶ。
肺(はい / Lung)宣発(せんぱつ)・粛降(しゅくこう)を司り、呼吸を行い、気や水分を全身および体表へ巡らせる。
腎(じん / Kidney)蔵精(ぞうせい)を司り、成長や発育、生殖、老化に関わる生命力の源を貯蔵する。
また、主水(しゅすい)によって体内の水分代謝をコントロールする。

▶︎五臓六腑の相互関係

五臓六腑はそれぞれ独立しているのではなく、五行説に基づいて互いに影響し合いながら機能しています。

前の要素が次の要素の働きを支え、次々とエネルギーを生み出していく関係

特定の要素が暴走しないように、互いをコントロールしてバランスを保つ制約の関係

経絡

体内を巡るエネルギー(気)や物質が通る専用の経路を「経絡(けいらく / Meridians)」と呼びます。
経絡は、内臓と身体の表面、あるいは各部位を網羅的に結ぶ機能的な経路として定義されています。

目に見える解剖学的な血管や神経そのものではありませんが、全身の循環や調整を司る役割の経路として機能します。
WHO(世界保健機関)が1989年に国際標準経穴(361穴)を定めており、近年の赤外線イメージや神経生理学的マッピングを用いた研究でも、主要な経穴(ツボ)の周辺において、血管や神経の密度が高い領域との関連性が示唆されています。

▶︎経絡の分類

体内の経絡システムには多くの細かな分岐が存在しますが、大きくは以下の2つの主要なネットワークに分類されます。

体内のメインルートとなる12本の主要な経脈です。
それぞれが五臓六腑と直接つながっており、全身へ休まずエネルギーを循環させる役割を持っています。

メインルートを流れるエネルギーに過不足が出た際、それを調整するダムのような役割を持つ8本の特殊な経脈です。
任脈(にんみゃく)や督脈(とくみゃく)などがこれに該当します。

病因論

身体のバランスを崩し、不調を引き起こす原因(病因)を以下の3つの枠組みに分類して評価します。

「風 / 寒 / 暑 / 湿 / 燥 / 火」という自然界の気候変化や環境ストレスが、身体の適応能力を超えて悪影響を及ぼす外的な要因

「怒 / 喜 / 思 / 憂 / 悲 / 恐 / 驚」という感情の過度な変化や持続的なストレスが、内臓の機能やエネルギーの巡りを乱す内的な要因

暴飲暴食や偏食などの食生活、過労、睡眠不足、運動不足といった、気候や感情以外のライフスタイルに起因する要因

身体から集めた情報を基に一人ひとりの状態を分析し、その時々に適した対処方針を導き出す一連の診断プロセスについて解説します。

四診

身体のバランス状態を評価し、パターンを判別するためのアプローチは「四診(ししん)」と呼ばれる4つの診断方法に分類されます。

顔色、姿勢、体型、舌の血色や状態などを視覚的に観察する。

発声や呼吸の音、咳の質などを聴覚や嗅覚を通じて確認する。

寒熱の好み、睡眠、食事、排泄の状態、ライフスタイルについて対話を行う。

手首の脈の深さや強さ、お腹の弾力などに直接触れて確認する。

弁証論治

「弁証論治(べんしょうろんち)」は、個人の体質や症状を分析して状態を判断する「弁証(べんしょう)」と、その判断に基づいて具体的な対処方針を決定する「論治(ろんち)」がセットになった「中医学独自の診断システム」です。
これは、同じ症状であっても、その時の個人の状態「証(しょう)」に合わせて、柔軟に対処法を変える仕組みであり、現代の一人ひとりの特性に合わせる「オーダーメイドの健康管理」の考え方と高い親和性を持っています。

▶︎八綱弁証

「八綱弁証(はっこうべんしょう)」は、四診によって得られた情報を「表・裏」「寒・熱」「虚・実」「陰・陽」という4つのペア(8つの基準)で整理し、体の状態を分析する基本的なフレームワークです。

表・裏(ひょう・り)病気が体のどこにあるか(体表か、内臓の深い部分か)という位置の分類
寒・熱(かん・ねつ)病気がどのような性質か(冷えているか、熱がこもっているか)という性質の分類
虚・実(きょ・じつ)体の抵抗力や不調の原因のバランス(不足しているか、余分なものが溜まっているか)という状態の分類
陰・陽(いん・よう)上記すべてを大きく2つにまとめる大枠の分類(表・熱・実=「陽」 / 裏・寒・虚=「陰」)

診断によって導き出された一人ひとりの状態や目的に合わせて、体内のバランスを整えるための代表的なアプローチを解説します。

生薬(しょうやく / Chinese Herbs)

植物の根、樹皮、果実、種子などの天然由来の素材を複数組み合わせ、特定のパターンに合わせて構成された植物療法です。
インドのアーユルヴェーダや西洋のハーブ療法と並ぶ植物療法(Herbal Medicine)の側面を持ちます。
また、日本においては約150種類の漢方処方が「医療用漢方製剤」として厚生労働省に認められており、公的医療保険の適用対象となっています。

▶︎漢方処方の仕組み

中医学における生薬の処方は、単一の成分を投与するのではなく、複数の生薬の役割分担と配合のバランスを表した基本理論「君臣佐使(くんしんさし)」に基づいて組み合わせます。

  • 君薬(くんやく):不調の主原因に対して、直接的なアプローチを担う中心的な生薬。
  • 臣薬(しんやく):君薬の働きを強める、または随伴する症状に対してアプローチを補完する生薬。
  • 佐薬(さやく):処方全体の相互作用を調整し、特定の生薬による過剰な反応や毒性を抑制する生薬。
  • 使薬(しやく):全体の成分を特定の経絡や目的の部位へと誘導し、処方全体を調和させる生薬。

この伝統的な調合の法則により、一つの器官だけでなく、消化、循環、免疫といった複数の生理プロセスに対して総合的に働きかけるアプローチが可能となります。

▶︎伝統から現代へのイノベーション

伝統的な生薬の調製は、生の根や樹皮、鉱物などを何時間もかけて土鍋で煎じる方法が主流だったため、非常に時間と労力がかかり、苦味や香りの強いものでした。
しかし現代では、伝統的な配合原則を一切崩すことなく、最新の抽出・濃縮技術によってカプセル、錠剤、あるいは手軽にお湯に溶かせる顆粒(グラニュール)へと形を変えています。
これにより、伝統的な理論の有効性を維持したまま、現代の忙しいライフスタイルへ適応させるというイノベーションが行われています。

薬膳(やくぜん / Dietary Therapy)

中医学の理論(陰陽五行や個人の体質)に基づき、日常の食材が持つ性質を組み合わせて身体のバランスを整える伝統的な食事療法です。
現代におけるオーガニック食品や食事による栄養アプローチ(Natural Products)の枠組みとして深く関わっています。

鍼灸(しんきゅう / Acupuncture|Moxibustion)

経絡上にある特定のポイント(経穴 / ツボ)に、微細な専用の鍼を挿入したり、もぐさ(乾燥させたヨモギの葉)を燃やした熱を伝えることで、身体の調節機能をサポートします。

吸玉(すいだま / Cupping)

皮膚にガラスやプラスチックのカップを密着させ、内部を減圧(陰圧)にして吸引圧をかけることで、局所の毛細血管を刺激し、細胞レベルの微小な血液循環(マイクロサーキュレーション)を促します。

推拿(すいな / Tuina)

中医学の理論に基づいて、経絡や筋肉の流れに沿って行う中国伝統の「手技(マッサージ)療法」です。

気功・太極拳(きこう・たいきょくけん / Qi Gong|Tai Chi)

呼吸法、特定の動作、意識の集中を組み合わせ、自身の身体のバランスを自発的に整える「内気功」や、施術者が働きかける「外気功」を含むアプローチです。
インド発祥のヨガや瞑想と同じく、現代における心身のセルフケアや補完療法(Mind-Body Practices)の枠組みとして世界的に親しまれています。

伝統的な経験則にとどまらず、現代科学によるエビデンスの解明が進んでいます。
2015年には中医学の古典的な生薬「青蒿(セイコウ)」の研究から革新的なマラリア治療薬「アルテミシニン(Artemisinin)」が開発され、その功績によって中国の中医学研究者「屠呦呦(トゥ・ユーユー)氏」がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

現代の医療の現場では、近代西洋医学と中医学などの伝統医学や補完・代替療法を組み合わせる「統合医療(Integrative Medicine)」という枠組みが公的に定義されています。

厚生労働省の定義

「統合医療」について、「近代西洋医学を前提とし、これに伝統医学や補完・代替療法等を組み合わせてQOL(Quality of Life:生活の質)を向上させる医療であり、医師主導で行うものであって、場合により多職種が協働して行うもの」と定義しています。

米国国立補完統合衛生センター(NCCIH)の分類

統合医療の枠組みの中で、本記事で紹介したアプローチを以下のように分類しています。

  • 天然物(Natural Products):生薬(ハーブ)や薬膳の食材など
  • 心身療法(Mind and Body Practices):鍼灸、太極拳、気功、ヨガ、瞑想など
  • そのほかの補完療法:伝統的中国医学(中医学)、アーユルヴェーダ医学など

中医学は、WHOの国際疾病分類(ICD-11)に公式導入された世界基準の伝統医学であり、日本の環境に合わせて発展した「東洋医学」とは明確に区別されます。
3つの古典を起源とする理論から具体的な手法まで、すべてが1つの連動したシステムとして成り立っています。

  • 身体の基本原則
    人間の生命活動や自然界の性質を分類する基準として、陰陽論、五行説、気血津液理論、五臓六腑理論などのフレームワークを用いる。
  • 体内の循環ネットワーク
    体内を巡る機能的な循環ネットワークとして経絡(十二経脈 / 奇経八脈)を捉え、WHOにより361穴の国際標準経穴が定められている。
  • 不調の原因
    発症前の段階である未病や体調不良を引き起こす原因が、自然界の気候変化(外因)、感情の変化(内因)、ライフスタイル(不内外因)のどこにあるかを特定する。
  • 個別化された診断システム
    四診(望・聞・問・切)で身体の情報を集め、それを八綱弁証の基準で整理することで、個人のその時の状態(証)に合わせたオーダーメイドの対処法(弁証論治)を決定する。
  • 具体的なアプローチ手法
    決定した方針に基づき、内側から整える生薬や薬膳、外側から刺激する鍼灸、吸玉、推拿、そして自発的に調和を図る気功・太極拳という手法を使い分ける。

この一連の仕組みは、ノーベル生理学・医学賞の受賞に代表される現代科学によるエビデンス検証を経て、近代西洋医学と伝統医学を組み合わせる「統合医療」の枠組みとして世界的に位置づけられています。

※本記事は、世界保健機関(WHO)や厚生労働省などの公的機関のデータに基づき、中医学のエビデンスを確認した上で執筆されています。

SHOアイコン
執筆者・運営責任者

SHO|鍼灸師

豪華客船の専属鍼灸師として、40ヶ国160都市以上を巡り、世界中のクライアントを治療してきた経験を持つ治療家。
24歳で全国グループの鍼灸整骨院にて責任者・エリア統括を歴任し、27歳で海外へ。
現在は、13年の臨床経験と海外で培ったグローバルな知見をもとに、世界最前線の情報を精査し、Synclyeeで発信しています。

上部へスクロール